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2018年度活動報告

◆三月例会-Vol.② 03・16(土)

2018年度舞鶴工業高等専門学校 公開講座
(共同開催:舞鶴地方史研究会)
『眠れる近代化遺産海軍第三火薬廠あと
     ~その過去・現在・未来について考える~』

[第1部]講 演
◆「第三火薬廠のむかしと今」
   関本 長三郎氏(朝来地方史研究会会長)
◆「地中に埋もれた海軍第三火薬廠跡」
   今村 友里子氏 (舞鶴高専建設システム工学科助教)
◆「第三火薬廠跡から探る海軍の建築技術
       ~コンクリートに焦点を当てて~」
   毛利 聡氏 (舞鶴高専建設システム工学科講師)
[第2部]遺跡見学
◆舞鶴高専東側 「仕上場」跡

3月例会写真 3月例会写真  3月例会の第2弾として2018年度舞鶴工業高等専門学校公開講座(共同開催:舞鶴地方史研究会)『眠れる近代化遺産海軍第三火薬廠あと~その過去・現在・未来について考える~』を開催いたしました。
 文化財としては登録や保護がされず、朽ち埋れて忘れ去られようとしている海軍第三火薬廠にスポットをあて、多角的な視点から様々なご報告いただきました。

◆三月例会-Vol.① 03・02(土)

京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)
成果報告会in舞鶴

[報告]
◆「舞鶴幼稚園資料の調査と活用」
   東 昇 (京都府立大学文学部)
◆「舞鶴歴史文化基本構想の策定」
   松本 達也 (舞鶴市文化振興課)
◆「東舞鶴高校と府立大の連携」
   廣瀬 邦彦 (京都府立東舞鶴高等学校)
◆「舞鶴地方史研究会の活動」
   小室 智子 (舞鶴地方史研究会)
◆「世代を超えた連携と『多門院地区歴史探訪』への取組」
   新谷 一幸 (多門院長生会長)
◆「博物館の地域連携-世界記憶遺産登録によってうまれたもの-」
   長嶺 睦 (舞鶴引揚記念館)
[コメント]
◆「文化遺産を活かした街づくり」
   上杉 和央 (京都府立大学)

3月例会写真  舞鶴地方史研究会では京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)に参加しております。
 3月例会の第1弾として『京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)成果報告会in舞鶴』を開催いたしました。
当会からは、小室智子氏(当会会員)が「舞鶴地方史研究会の活動」ど題し、日頃の当会の活動などをご報告いたしました。

◆二月例会 02・03(日)

講 演
『丹後の海はどこまでつながる?
~由良の幸福丸が行く、明治の海~』

講師:牧野雅司氏(舞鶴高専准教授・当会会員)

2月例会写真  講演『丹後の海はどこまでつながる?~由良の幸福丸が行く、明治の海~』を開催いたしました。
 去る3月に行われました京都府立大学地域貢献型特別研究ACTR成果報告会『海とともに活きる舞鶴-丹後の海再考-』にて報告された明治期の丹後の水運を、丹後由良の北前船「幸福丸」にスポットを当て、当時の活動範囲や活動状況などを詳しくご報告いただきました。
 当時の北前船が朝鮮半島まで進出し朝鮮大豆や朝鮮米などを輸入していたのには驚きでした。

◆十二月例会 12・09(日)

講 演
『由良川水運・若狭湾海運関係試論
-加佐郡由良村の動向を中心に-』

講師:吉野健一氏(府立丹後郷土資料館技師)

 講演『由良川水運・若狭湾海運関係試論-加佐郡由良村の動向を中心に-』を開催いたしました。
 去る3月に行われました京都府立大学地域貢献型特別研究ACTR成果報告会『海とともに活きる舞鶴-丹後の海再考-』にて報告された北前船や丹後廻船と由良川水運などについてより詳しい内容をご報告いただきました。

◆十一月例会 11・23(金・祝)

研究発表
『パイレーツオブタンゴ~丹後水軍の軌跡~』

講師:廣瀬邦彦氏(当会会員)

11月例会写真  研究発表『パイレーツオブタンゴ~丹後水軍の軌跡~』を開催いたしました。
 去る3月に行われました京都府立大学地域貢献型特別研究ACTR成果報告会『海とともに活きる舞鶴-丹後の海再考-』にて報告された中世における丹後水軍の軌跡を、当時の古文書や瀬戸内の海賊との比較により、より深く掘り下げた内容をご報告いただきました。

◆両丹地方史研究者発表大会〈十月例会〉
 09・17(月・祝)

 福知山・綾部・宮津・舞鶴から下記の通りご発表いただきました。

九月例会写真「丹波康頼の背景-『医心方』と丹波・丹後との繋がり-」

  櫻井雅子氏(福知山)

九月例会写真「丹後へ来た俳僧蝶夢-丹後郷土資料館蔵百尾宛蝶夢書簡-」

  久後生歩氏(綾部)

九月例会写真「一色氏と藤孝公」

  森哲也氏(宮津)

九月例会写真「神仏分離令と大浦半島の神社・寺院」

  磯谷正弘氏(舞鶴)

 後半はリレートーク「両丹と光秀」と題し、
<福知山>芦田精一氏・<綾部>川端二三三郎氏・<岩滝>細川達也氏・<舞鶴>加藤晃氏
にご報告いただきました。

◆九月例会 09・17(月・祝)

研究発表
『舞鶴近海海運からみた江戸時代と明治時代』

講師:小室智子氏(当会会員)

九月例会写真  研究発表『舞鶴近海海運からみた江戸時代と明治時代』を開催いたしました。
 去る3月に行われました京都府立大学地域貢献型特別研究ACTR成果報告会『海とともに活きる舞鶴-丹後の海再考-』にて報告された幕末から明治にかけての舞鶴近海海運を、当時の古文書等から読み解きより深く掘り下げた内容をご報告いただきました。

◆七月例会 07・23(日)

古文書入門講座講座
『怪しき船の着岸、見受け候わば・・・・』
~幕末田辺藩の御触れを読む~

講師:廣瀬邦彦氏(当会会員)
史料:「御手当取調書」
   (糸井文庫舞鶴郷土資料館蔵)

七月例会写真  古文書入門講座講座『怪しき船の着岸、見受け候わば・・・・』~幕末田辺藩の御触れを読む~を開催いたしました。
 幕末の「天狗党の乱」に対する田辺藩の対応についての御触書を読みました。

◆六月例会 06・17(日)

フィールドワーク「千歳を歩く」第二節
『博奕岬の千歳石切り場を歩く』

案内:竹内謙一氏(当会会員)

六月例会写真  大浦歴史研究会の皆様の御協力のもと、舞鶴地方史研究会六月例会フィールドワーク「千歳を歩く」第二節『博奕岬の千歳石切り場を歩く』を開催いたしました。

六月例会写真  葦谷砲台へ電力を供給していた発電所跡や、岩肌に鑿(のみ)の跡が残る岸壁などを探索しました。

◆五月例会 05・27(日)

舞鶴地方史研究会・舞鶴山城研究会共催講演会
『舞鶴の山城を歩く』

「城とは何か」牧野雅司(舞鶴工業高等専門学校准教授)
「戦国の舞鶴と山城」廣瀬邦彦(東舞鶴高校教諭)
「五つの山城の魅力」小室智子(舞鶴市郷土資料館学芸員)

五月例会写真  舞鶴地方史研究会・舞鶴山城研究会共催で講演会「舞鶴の山城を歩く」を開催いたしました。
 この講演会は舞鶴山城研究会が今年度企画していますオープン企画のプレ講座として行いました。

◆2018年度総会 04・29(日)

記念講演 『田辺の城を宮津へ引き』
講師 森島康雄氏(京都府立丹後郷土資料館資料課長)

2018総会写真  2018年度総会が行われました。昨年度の活動報告や、会計報告が行われ新役員の選出も行われました。
 今年度の活動方針として、フィールドワークや古文書講習会等を積極的に行おうという方針が決定いたしました。

 総会後、京都府立丹後郷土資料館資料課長森島康雄氏をお招きし『田辺の城を宮津へ引き』と題し記念講演をしてただきました。
幕府直轄地であった寛文7年(1667)の宮津城修復関連文書から当時の城修復の過程や修復の流れを詳しく解説いただきました。